まだまだ寒い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
寒空の下、バスの活性もむなしく、釣果も寒々しい日が続いてしまう・・・
そんな時は、いっそのこと気分転換!
たまには温かいお家の中でゆっくりのんびり過ごすのもいいものです。
今回はそんな冬のひとときに、おすすめする釣り漫画をご紹介します。
※イメトレも兼ねて
放課後ていぼう日誌【海釣りメイン】
こちらはご存じの方も多いはず。
昨年春からアニメ化もされているガールミーツ釣り漫画です。
主人公は、生き物が超苦手な鶴木陽渚(つるぎひな)。
魚も虫もムリ!捌くのもムリ!
そんな陽渚が転校先の高校で出会ったのは「ていぼう部」という伝統的(?)な釣り部のゆるーーーい部長、黒岩悠希(くろいわゆうき)。
脅迫まがいの入部に一度は断ろうとするものの、釣りの楽しさに気づき、仲間たちに支えられ成長していくというストーリーです。
釣り以外にも、地域の清掃やバイトをしたりと部活らしさも垣間見えます。
読んでみると「今どきだなぁ・・・」と感じる場面も多々ありましたが、読み進めていくと不思議と居心地のいい漫画です。
主人公をサポートする幼馴染や先輩の教えも分かりやすいのですが、なんと言っても部長。
はじめは何もしない人だと思っていましたが、なんだかんだ陽渚を見ているし、長所を活かしつつ、一番成長させているので、理想の上司ってこういう人なんじゃないかとさえ思わせてくれます。
わちゃわちゃした日常系の物語が好きな方におすすめです。
おひ釣りさま【全釣補完】
主人公のOL、上条聖羅(かみじょうせいら)の趣味は釣り。
ソルト・フレッシュ・船釣り・管理釣り場・・・あらゆるフィールドでの釣りを「おひとりさま」で楽しむ星羅さんはいろんな意味でかっこいい。
しかもちゃんと釣りあげてる。そんな人になりたい(笑)
仕事も、釣りを楽しんでいるときも、常にクールな星羅さんですが、釣りあげたときのあの表情にはこちらも悦っ・・・♡です。
そしていつも完璧に釣りあげていく星羅さんに対して、作者の釣りレポにはとても親近感が湧き、がんばろうという気にさせてくれます。目指せ星羅さん。
ほぼ一話完結型ですし、星羅さんの手際がいいのでサクッと読めるのもうれしいところです。
大体、海・バス・渓流など、軸を据えているマンガが多い中で、これだけ手広いのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
釣り場もそうですが、釣り方も技も色々と網羅している星羅さんなので、「これやってみたかった!」を「やってみよう!」に変えてくれるマンガです。
カワセミさんの釣りごはん【渓流釣りメイン】
こちらも放課後ていぼう日誌と同じく主人公が福岡に転校してきたところから物語が始まります。
主人公・超人見知りのカワセミちゃんは料理は大好きだけど生き物が苦手(食材は別)。
転校先で出会ったミサゴは、パッと見、ヤンキーですが釣りが好きで、実は血が大の苦手。
全くの正反対ですが、カワセミちゃんの成長や育まれていく友情など、ずっと見ていたくなる2人。
バイクで釣りってのもいいですね。
設定はていぼう日誌とやや被っていますが、仕掛けや料理の描写がとくに丁寧!
そこだけまとめたら、そのまま初心者向けのハンドブックにできるレベル。
カワセミさんの釣りごはんは、オマージュや小ネタが多く、何度読み返しても楽しめます。
まだ巻数が少ないので集めるなら今かも?
スーパーフィッシング グランダー武蔵【バス釣り】
今の30代アングラーには懐かしいマンガですね。
コロコロコミックで1996年から2000年まで連載されていたスーパーフィッシング グランダー武蔵。
この漫画を読んで、釣りを始めたという方もいるのではないでしょうか。
主人公は、やはり都会から田舎へ引っ越してきた小学生の風間武蔵。
娯楽もない、都会でハマっていたミニ四駆(懐かしい)などがない自然あふれる環境で、子どもたちの遊びといえばもっぱら釣り。
最初はいやいやながら始めた武蔵ですが、徐々にその才能を開花させていき・・・
このあとは実にコロコロコミックらしい、熱い展開になっていきます。
この主人公の師匠にあたる人物「ジム」は、実在のバスプロ、村田基さんがモデルになっており、この漫画に出てくるルアーも村田基さん監修で発売されていました。
昨年は復刻版も発売され、大人になった武蔵達の物語が特別読み切りとして掲載されました。
あの時の熱い気持ちをもう一度!という方はこの機会に再読してみてはいかがでしょうか。
バス・ハンター渡 【バス釣りメイン】
バス・ハンター渡(わたる)は、1987年から少年チャンピオンで連載されていた、これまた40代には懐かしい漫画です。
こちらはご紹介してきた漫画と逆パターン。
バス釣りを始めるのに引っ越しも転校もいたしません(笑)
ある日、フナ釣りをしていた渡の目の前で、釣っていたフナが、ある巨大な魚に飲み込まれてしまい、渡も池へ引っ張り落とされてしまいます。
「あいつはいったいなんだ!?」と興奮気味に話す渡に
「ほーっ そりゃブラックバスだよ」と教えてくれたのは叔父の米国広。
叔父は脱サラし、アメリカへバス釣りの修行も行ったことのあるバスプロでした。
渡は彼の教えで、いきなり45cmの大物バスを釣り上げ、渡のバス・ハンターとしての物語が始まります。
その後、アメリカからバス釣り好きの女の子が来日して来たり、スクールへ行ってライバルができたり、バストーナメントで高校生がプレッシャーをかけて来たり・・・
昔の少年漫画らしい展開で、今あらためて読むと、懐かしいのにとても新鮮でおもしろいです。
女の子が出てくるたびにパンチラが出てくるあたり、古き良き昭和を感じますね。
ウィキペディアによると作者の金井たつお氏は「漫画におけるパンチラ描写をほぼ完成させた人物として、『サルまん』などで高く評価されている。」方なんだそうです。
原作は日本のバスフィッシングの創明期を築いてきた一人である吉田幸二氏。
連載時期は30数年前ですが、2019年に合冊版となって電子書籍でも登場しました。
表紙はニューレトロな感じでちょっとおしゃれ。
今だから読みたい一冊です。
漫画が苦手な人は釣りチャンネルで
以前もご紹介しましたが、漫画を読むことがあまり好きではない方には、国内最大級の釣り動画配信サービス「釣りビジョンVOD」がおすすめです。
アニメでは、釣りキチ三平、スーパーフィッシング グランダー武蔵などが配信されていますよ。
釣りビジョンVODの作品数は5,000本以上で、毎月約100本の新作動画に加えて、TV放送では見ることのできないVODオリジナル番組も配信しています。
バス釣り、磯釣り、ソルトルアー、船釣り、トラウト、ヘラブナ、ワカサギ、釣りガール・・・など魚釣りのあらゆるジャンルが揃っています。
スマホ・タブレット・パソコンなど好きなデバイスで好きな番組が見放題ですので、家でも職場でも釣り場でも楽しむことができますね。
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