バスフィッシング入門

ブラックバスとは

ブラックバス(Black bass)とは、スズキ目・サンフィッシュ科の魚である。
ブラックバスは和製英語で、正しい英名はラージマウスバス。日本ではオオクチバス。
近年ではコクチバス(スモールマウスバス)を含め、釣りの対象魚として人気がある。
北米では重要な食用魚。日本ではあまり食用にされないが、味は意外に良いらしい。
80年代から急激な繁殖が社会問題化し、オオクチバスは外来生物法により特定外来生物に指定された。

ブラックバスの特徴

バスフィッシング入門

北米南西部原産で、1925年芦ノ湖へ放流され、その後各地に広まった。
体型はスズキに似ており、その名の通り口が大きい。暗緑色の体に黒い縦帯の模様がある。
水生昆虫、小魚などを食べる。成魚で30~50cm、生息環境によっては60cmを超える。

分布

日本では48都道府県すべてで生息が確認されている。

生態

温帯魚であるため、冬は深場で冬眠状態となるが比較的水温の高い日には捕食活動をすることがある。
産卵期は4~7月で、雄が水底にすり鉢状の巣を作り、雌が産卵する。卵と稚魚は雄が保護し外敵から防衛する。 3、4年で成魚となる。

ブラックバスの4つの習性

ブラックバスの4つの習性

魚や小動物を食べる肉食性

ブラックバスはワカサギ、オイカワなどの小魚やヤゴなどの昆虫、エビなどを食べる肉食魚。
同様に外来魚であるブルーギルは魚の卵が好物です。

動くものに興味深々

動くものには見慣れないものでもじっくり眺め、口に入れ、くわえてみたり、吐き出したりします。とにかく好奇心旺盛です。

障害物を好む

障害物(ストラクチャー)に潜むことが多く、岸際の護岸やアシなどの水生植物、杭や橋脚、桟橋の下、地形の凹凸、岩などを好み、身を隠しています。

春夏秋冬で生活が変わる

季節ごとにブラックバスの行動は変わります。
春は産卵、夏は涼しい場所を好み、秋は冬に向けての準備、冬は暖かい場所を好むなど、春夏秋冬で行動パターンが異なります。

春(3月・4月・5月)
春時期は浅場(シャロー)で産卵(スポーニング)をします。
産卵に備えるため、ブラックバスは食欲旺盛になります。
産卵を終えた後、雌は巣を離れ、雄は巣に残り子供たちを守ります。
産卵前のプリスポーン、産卵中のスポーニング、産卵後のアフタースポーンに分けることができます。

夏(6月・7月・8月)
夏は暑さを避けるため、ブラックバスは朝晩に行動し、日中は涼しいところに身を隠します。
初夏は産卵後の体力を回復させるため、捕食を始めていきます。
梅雨時期は表層付近に出始めます。真夏は水温の低い日陰(シェード)や深場(ディープ)、流れ込みなどに移動します。

秋(9月・10月・11月)
夏の暑さが徐々になくなり、ブラックバスにとって水温が適温となります。
人間同様に食欲の秋となり、エサを活発に追うようになります。晩秋になると冬に向けて荒食いする時期ですが、ターンオーバーという現象が起こるとバスの活性は著しく低下します。

冬(12月・1月・2月)
冬は寒さを避けるため、水温の安定している深場に移動します。
天気の良い日や気温が多少高めの暖かい日には浅場に出ることも多いです。
あまり多くのエサを求めることはなく、ブラックバスの動きも鈍くなる季節です。

バスフィッシング

バスフィッシング

ミミズなどをエサにしても釣れるが、ルアーでの釣り方がメイン。
いろいろなタイプのルアーが発売されており、種類によっては人気のため価格が高騰化しているものも存在します。

バス釣り(バスフィッシング)はシーズンごとの行動パターンを考えて、ルアー選びや攻め方のヒントを模索します。
ですが、教科書通りでもなく、経験や直感での行動から釣果をあげることも醍醐味のひとつと言えます。

スピニングタックル

スピニングタックル

スピニングリールを使用した初心者にも扱いやすいタックル(道具)で、初めてバス釣りされる方におすすめです。

ベイトタックル

ベイトタックル

ベイトリールを使用したタックルとなり、ある程度の経験と練習が必要になります。スピニングタックルが問題なく操作ができ、そのあとでチャレンジしたいところ。

ハードルアー

ハードルアーとは木材やプラスチック、金属などの硬い(ハード)素材で作られたルアーのこと。ハードルアーの中にもポッパーやペンシルベイトなどのトップ系ルアー、ミノー、バイブレーション、クランクベイト、メタルジグなどが存在する。

ソフトルアー

ソフトルアーとはソフトプラスチックやラバー素材など柔らかい(ソフト)素材で作られたルアーのこと。主にワームがある。
ラバージグやフロッグなどのルアーはハード・ソフトの分類をされることは少ない。