小は大を兼ねる。
そのような言葉は本来存在しません(笑)
大は小を兼ねる。が正解ですね。
意味は、大きいものは小さいものの代用として使える。
小さいものより大きいものの方が使い道が広く役に立つということ。
でも、バス釣りのルアー選択においては「小は大を兼ねる」場合も多いのです。
ビッグベイトなどの大きいルアーを使ったとき、大物バスは豪快に食ってきますが、まだそこまで口の大きくないバスに食わせるのには難易度が上がります。
「どう考えても君の口には入らないだろう?」というサイズ感の子バスだと、フックが変なところにかかっていたり、バスにダメージを与えてしまいかねません。
小さめのルアーであれば、子バスはもちろん、時には思いがけない大物バスも食ってきます。
まさに「小は大を兼ねる」。今回はそんなお話です。
バスの気分を見極めるためのローテーション
毎週のように、バス釣りに行っては、一応ながら釣れてはいます。
ただし、こちらが先週のイメージで臨むとほぼ期待に応えてくれないバスたちがいますね(笑)
だからこそ楽しいのですが、人間で例えるなら、今日は焼肉ではなく、寿司が食べたいってとき。
その日のバスに対して、そこを早めに見出したいところです。
Aのルアーには興味も示さないが、Bのルアーなら食いついてくる。
これが当たったときのうれしさが、バス釣りの醍醐味でもあります。
さて、そんな気分屋のバスの興味を引くためには、ルアーをローテーションで回していきたいところ!
あっちで食わなかったルアーも、こっちでは食ってくる可能性がある。
バスの気分を探るためにもローテーションをおすすめします。
参考までに、私の今時期のパターンは大体下記のようになります。
※釣り場の人の数や、狙うポイントによって変更するので固定ではありません。
1.ダッジなどのトップ系
2.シャッド系ワーム
3.ダウンショットリグ
4.シャッド系ワーム
5.ビッグベイト
6.ミノー
7.バイブレーション
8.スピナーベイト
9.シャッド系ワーム
ご覧の通り、シャッド系ワームを3回ほど入れますが、やはり釣果がいいのです。
すごく頼れるヤツ!
ただシャッド系なら何でもいいわけではなく、当たらないときは種類、サイズ、カラーなどを2、3種変更します。
それでも釣れないときは、マス針のダウンショットリグ、ボトムアップのブレーバー マイクロ 3.0インチをセットして、ボウズ回避の子バス狙いに走りますが、ここがポイント!w
もちろんかわいいサイズは釣れてくれますが、冒頭の「小は大を兼ねる」。
小さめワームでも大きめのバスが食ってきます!
この瞬間はたまらないですね。
さいごに
段々と渋くなっていることは否めないですが、チャンスはまだあります。
バスの気持ちを読み解くのは難しいですが、バスの心と秋の空。
割り切って色々なルアーで攻めましょう!
あらゆるルアーを試してみることで、釣りの幅や知識がとても広がります。
これからの晩秋、冬にまったく釣れないということはありませんが、人間が外に出たくなくなるシーズン。逆にライバルが減ったと考えて、大物バスを狙い攻め続けたいと思っています。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。