梅雨時や夏の急な雨対策にレインウェアをどう選ぶか

梅雨時や夏の急な雨対策にレインウェアをどう選ぶか

釣りやアウトドアをするうえで重要なレインウェア
レインウェアと言えば、「ゴアテックス」が定番ですが、最近では通気性の高い防水素材を使用しているものやメーカー独自の機能を取り入れたレインウェアが増えてきています。
価格、デザイン、機能などが多様化している中で果たしてどのように商品を選ぶのがベストなのでしょうか。

レインウェアの選び方

レインウェアの選び方

一概にレインウェアと言っても、店頭やネットショップで膨大な数が存在しています。
選ぶ基準ですが、まずどのような点を重視すればよいのか。

まず第一に必要になるのが防水性です。

でも、どうやって確かめればいいのだろうか?
店舗で売っている商品に水をかけるわけにもいきませんし、ましてやネットショッピングでは、「良さそうなので買ってみよう」と賭けで買うのは避けたいですよね?

そんなときに注目するキーワードが「耐水圧」と「透湿性」なのです。

生地に染み込もうとする水の力を抑える「耐水圧」

耐水圧とは、生地に染み込もうとする水の力を抑える性能の数値です。
レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。

主な数値の出し方として、生地の上に1cm四方の水が入る筒を立てて、筒の中に水を入れて何メートルの高さの水の水圧に耐えられるかという実験をして出しているそうです。

生地に染み込もうとする水の力を抑える「耐水圧」

「高さ=耐水圧」となるので、数値が大きいほど水に耐えられるということになります。

一般的な耐水圧で耐えられる雨の目安は下図のようなイメージです。

一般的な耐水圧で耐えられる雨の目安

・300mm・・・小雨に耐えられる
・2,000mm・・・中雨に耐えられる
・10,000mm・・・大雨に耐えられる
・20,000mm・・・嵐に耐えられる

●体重75kgの人が濡れた場所に座った時の圧力:約2,000mm
●濡れた場所へ膝まずいている時の圧力:約11,000mm

ちなみに一般的なナイロン傘の耐水圧は250mm程度ですが、耐水圧が弱くても雨の侵入を防ぐことができます。
しかし、レインウェアは人が着用しますので、動作によって圧力が増加します。

体重によってもレインウェアにかかる圧力は変わってきますので、75kgよりも体重がある方はもう少し耐水圧があるものを選ぶなど工夫が必要になります!

一般的にレインウェアを選ぶ目安として、小雨や小雪を凌ぐ程度であれば5,000mm、スキーやゴルフは雨・雪にさらされるので最低10,000mm以上、登山などは命にかかわるので最低でも20,000mm以上が必要と言われているそうです。
※上記の数値は初期の耐水圧ですので、繰り返しの洗濯や使用時の摩擦によって機能は少しづつ低下しますので、永久ではありません。

汗などの蒸れを外へ逃がす「透湿性」

透湿性とは、生地1㎡あたり、24時間で何gの水分を透過した(外に出す)かを示した数値になります。
衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を生地が透過させる(外に出す)度合いを表します。
要はどれぐらい蒸れないかということですね。

蒸気状態の汗を、24時間で何グラム外へ逃がすことができるかが透湿性の数値

実際、透明の安価なレインウェアを購入し、釣りをしていると季節によっては汗により濡れるし、蒸れるしで集中できないことがありました。

ところがこの透湿性に優れているレインウェアは雨や風をシャットダウンしながら、汗や蒸れを外に出し、快適に事を運んでくれます。

「じゃあ透湿性の高いレインウェアにしよう!」と言いたいところですが、まずは一般的な発汗量の目安は理解しておきましょう。
体質や季節などにより異なりますが、実際にどれぐらい汗をかいているのでしょうか?

一般的な大人の発汗量

・大人安静時で1時間あたり:約50g
・軽い運動で1時間あたり:約500g
・ランニング等の激しい運動で1時間あたり:約1,000g

●透湿度の目安
蒸れにくさ:最低でも5,000g以上、できれば8,000g以上
ベトベトになりにくさ:最低でも10,000g以上、できれば20,000g以上

何もしなくても意外に汗はかいています。
私は主に釣り用のレインウェアとして考えていますが、アウトドアや作業着、犬の散歩など用途により選んでもらえると見合った「蒸れ知らずの快適さ」を得られますね!

レインウェアに何を求めますか

耐水圧と透湿性を述べてきましたが、最近はレインウェアの“軽さ”も求められており、軽量モデルもたくさん存在しています。

以前はゴアテックス素材のレインウェアが定番でしたが、最近では通気透湿性を重要視した「ポーラテック ネオシェル」メーカーのオリジナル素材のレインウェアでも高機能な製品が増えてきました。

ブランド側が既成概念にとらわれずにレインウェアを作るようになったので、デザインも機能も多様化してきています。

下記はアウトドアショップの店員さんのインタビュー記事だったのですが、さすがにプロ目線で教えてもらえると説得力がありますね。

何よりも「雨具に対して何を求めるか」です。
価格が高くても防水・耐久性があるものという安心感を求めるのであれば、ゴアテックスを選べば間違いないでしょう。

そうではなく、多少耐水圧が低くても快適な通気がほしければ「ネオシェル」。
もっと独自の機能が欲しいという方は、メーカーオリジナル素材のレインウェアを選ぶといいと思います。

また、日本は雨が激しくて高温多湿なので、耐久性があり劣化も少なく、防水力がとても高く、透湿性があるウェアを選びたい。
そうなると、ゴアテックスのレインウェアがベストな選択になります。

ただ、ゴアテックス素材のレインウェアは値段が高くなりがちです。
価格を抑えたい方は、防水力が十分備わった商品もありますので、予算に合わせて選んでください。

安全性を重視して選ぶなら、耐久性の高さと劣化が少ないこと。そして、防水力が高いことが重要です。

まずは簡単なもので…、みたいに選ばないようにしてほしいです。レインウェアはとても大事ですよ。

大雨でも一日釣りをする、あるいは雨でもボートフィッシングの予定を入れてしまった場合は耐水圧が高く、透湿性の優れた上下セットが必要になりますし、少しの雨しのぎや、雨が降り出したら車や駅に戻るまでの念のための簡易的なレインウェア朝晩の寒暖差が激しいときの防寒などなど、自分で想定した選び方も重要ですね。

防水・透湿完璧のレインウェア6選

DAIWA DR-12009J(ゴアテックス C-Knit™ バッカーテクノロジーレインジャケット)

「しなやかさ」「軽さ」「耐久性」を最高水準で融合。活動時の快適性が大幅にアップしたレインジャケット

ゴアテックスファブリクスの新しい裏地構造(ゴアテックス C-Knit™バッカーテクノロジー)を採用し、軽さと強さを併せ持つレインジャケット。
防水耐久性、防風性は従来のゴアテックス素材を維持しつつ、透湿性能は従来の裏地と比較して15%以上向上。
フードにダイレクトダイヤルシステムを搭載し、視界を確保しながら気象の変化にクイックに対応可能。
風のバタつきやキャスト時のわずらわしさを軽減するスリムフィットシルエット、ストレスの無い自由な腕の動きを確保したフルキャスト立体パターン採用。
フロントファスナー上部(顎部)に形状保持テープを搭載し、ファスナー上部を開いたままでも、バタツキ難い。

引用元:DAIWA

DAIWA DR-20009J(ポーラテック® ネオシェル® ハイブリッドレインジャケット)

高い防水性を備えながら、優れた通気性も備えた “ポーラテック®NeoShell®”素材を採用。常に衣服内がドライで快適

前身頃、後身頃部分は、軽さとソフトさ、しなやかさを備え、防水性と高い通気性を兼ね備えたポーラテック® NeoShell® 素材を採用。梅雨や夏時期といった蒸し暑いシチュエーションで、今まで着用していたレインウエアの想像を越えるウエア内部のドライ感(快適)を発揮。2重袖口は、ゴロツキを軽減しフィット感を向上させたNEW素材搭載。濡れても乾きやすい。フードは、フィット感を高めるギャザー仕様。風のバタつきやキャスト時のわずらわしさを軽減するスリムフィットシルエット、ストレスの無い自由な腕の動きを確保したフルキャスト立体パターン採用。突風やボート移動時の風圧を軽減するフードベンチレーション。

引用元:DAIWA

SHIMANO GORE-TEX®エクスプローラーレインジャケットRA-01JT

軽く柔らかい着ごこちに、動きやすいスリムシルエット設計のゴアテックスジャケット

表地は優れた防水透湿性を備えたゴアテックス3レイヤー仕様。
釣りにおける腕のアクションがしやすいよう考慮された立体裁断、アップスウィングパターンを採用し、フロントは引き抵抗が少なくスムーズな開閉が可能な止水ビスロンファスナー(※完全防水ではありません)。
風雨の浸入を効果的に軽減できる2重袖口で、ジャケット裾はスピンドルゴムでアジャスト。

引用元:SHIMANO

THE NORTH FACE クライムベリーライトジャケット

今までにない軽さと強さを併せ持つ防水シェルジャケット

GORE-TEX®の新しい裏地構造・C-KNITバッカーを採用した、軽さと強さを併せ持つ防水シェルジャケット。
透湿性能は従来の裏地と比較して15%以上向上。
表素材は軽量13デニールリップストップナイロン、そして止水ファスナーなどの付属にも妥協することなく軽量化とコンパクト性を追求しています。
風のバタつきを軽減するスリムなシルエットやパックを背負ったままでも腕ふりがラクにできる運動性、アジャストの領域が広いヘルメット対応のフードなど様々なフィールドで活用できる仕上がりです。

引用元:THE NORTH FACE

patagonia トレントシェル3L・ジャケット

格別な防水性/透湿性が持続する3層構造の飾り気のないシンプルなジャケットが1日中快適な着心地を提供

H2Noパフォーマンス・スタンダードを採用した、3層構造の防水性/透湿性シェル素材は最高レベルの快適さと機能性、持続する防水性を提供。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用。
2通りの方法で調整可能なフードはフォーム入りのつばを備え、使用しないときはシンプルなコードとフックで留めることができる。
首にあたる部分にはマイクロフリースの裏地を施し、快適な肌触りを提供しながら防水性/透湿性バリヤーで保護。
外側と内側にストームフラップを備えた引っかからないフロントジッパー。あごを守るジッパーガレージ付き。
ジッパー式ハンドウォーマーポケットとベンチレーション用ピットジッパーが2つずつ。いずれもDWR(耐久性撥水)加工済みジッパーを使用し、外側にストームフラップ付き。
共布のテープ留め付き袖口。ドローコードで調節可能な裾が雨の浸入を遮断。
本体はカラビナ用ループが付いた左のハンドウォーマーポケットに収納可能。

引用元:patagonia

mont-bell ストームクルーザー ジャケット

極めてしなやかで、着用しやすい質感を備え、従来のレインウェアにない着心地の良さ

卓越した防水性・透湿性、そして軽量性。全てを備えた究極のレインウエアがストームクルーザーです。
縫製箇所を極限まで減らす独自のパターンと、しなやかな着心地を生み出すGORE® C-ニット™バッカーテクノロジーにより、かつてない着心地のよさを実現しました。
すっきりとした無駄のないシルエットで、ウインドブレーカーや防寒着としても活躍します。

引用元:mont-bell

タウンユースにもおすすめ6選

THE NORTH FACE FLミストウェイジャケット

機能性とファッション性の両方を求めたアクティブウェアコレクションが登場

ミクロ単位のポリウレタン繊維を吹き重ねたナノフィルム状の防水透湿素材「FUTURELIGHT™(THE NORTH FACE独自研究開発素材)」を、50デニールのリサイクルポリエステルで仕上げた防水ジャケット。
素材がもつ高い透湿性と通気性を利用し、ベンチレーションを設けないシンプルなデザイン。
フロントには止水ファスナーを採用し、防水性を向上させています。心地よい肌触りのしなやかな生地は伸縮性豊かなメカニカルストレッチ性を持ち合わせ、ソフトシェルのような着心地を実現。
ハイキングからトレイルランニング、街中でのロードランニングや日常の機能ウエアまで、シーンを選ばない汎用性が特長です。
コンパクトに収納して携行可能なスタッフバッグ付き。

引用元:THE NORTH FACE

O.S.P シェルジャケット

オールシーズン・全天候対応のFishing Jacket

撥水・防風・透湿性のある3層生地を使用。
雨や風、悪天候時などあらゆるフィールドのコンディションに対応するO.S.Pシェルジャケットです。
表生地は柔らかくてなめらか。まるで「桃の皮(Peach Skin)」のような風合い。
キャスト時など体を動かす際のシャカシャカ、ガシャガシャノイズが軽減します。
フロントファスナは目元まで覆う高さを確保(口元からの雨・風の侵入を防ぐ構造)し、フードはキャップを被ったままでもらくらく大きめサイズ。
フロントに2つの大型ポケットを装備。ドローコードを引くだけで裾のフィット感を簡単に調整可能。
また長めのデザインで腰巻型ライフジャケットやウエストバッグ着用時の裾のめくれ上がりを防止します。

引用元:O.S.P

ジャッカル シェルジャケット

春、秋、冬の3シーズン対応のハードシェルジャケット

シンプルなデザインのジャッカルシェルジャケットは、防風/撥水/透湿性を兼ね備えた素材とフィールドで必要とされる機能を盛り込んだアウターとして、
フィッシングシーンはもちろん、アウトドアアクティビティ全般において様々な状況下でも快適かつ優れたプロテクト性能を発揮します。
フードサイズを調整するためのドローコードや止水ファスナーの採用など、細部までこだわりました。
フィールドでも街中でもスタイリングが決まりやすい無駄のないシルエットにも関わらず、ミドラーと組み合わせても動きやすい絶妙なサイズ感と縫製パターンを追求。
ブラックとレッドとミリタリーテイストをプラスできるコヨーテカラーをラインナップしました。
また、これまでご要望の多かったXXLまでサイズを設定しておりますので、多くのアングラーにご愛用いただけます。

引用元:JACKALL

ジャッカル ライトジャケット

フィールドでの”もう少し”をカバーする、快適なレイヤードジャケット

春~秋のアウトドアのメインシーズンや標高の高いフィールドにおいて、昼夜の寒暖差が激しいことは日常茶飯事。
そんな状況下で簡単に調整できるウィンドシェルジャケット。
ポリエステル製で薄手の生地とゆとりのあるシルエットは、適度に風を防ぎつつも、動きの自由度を妨げません。
また、非常にコンパクトに収納できますので、付属の収納バッグに折り畳んで入れれば岸釣りや小型のレンタルボート上でも邪魔になることはありません。
「本格的なレインウェアやアウターを出すことはないが、何か羽織って集中したい。」そんな状況こそ、ライトジャケットがあなたのフィッシングシーンで活躍することでしょう。

引用元:JACKALL

mont-bell ライトシェルパーカ

モンベルのライトシェルパーカはお手頃価格で軽さが自慢

防風性と撥水性を備えた滑りのいいシェル素材に、暖かく蒸れにくい裏地を組み合わせ、抜群の汎用性を実現したパーカです。
冬山では中間着として、春山ハイクや夏季の高山ではアウターとして一年を通じて活躍します。
身幅にゆとりを持たせ、アウターとして着用しやすいシルエットです。

引用元:mon-bell

ナイキ スポーツウェア ウィンドランナー

アイコンからインスパイアされたデザイン。
ナイキ スポーツウェア ウィンドランナー ジャケットは、1978年に登場したオリジナルのウィンドランナーのスタイルと着心地を忠実に再現した一枚。
通気性に優れたメッシュの裏地、リブ仕様の袖口、そして胸にはアイコニックなV字型のデザインを採用しています。
軽量で耐久性に優れた、光沢のあるタフタ素材でメッシュの裏地が優れた通気性を確保し、より快適な着用感です。

引用元:NIKE

あると便利な長靴

バス釣りで活躍する長靴 かっこよくて履き心地の良い厳選の5足

以前書いた記事になりますが、こちらも参考にしていただけるとよろしいかと思います。
雨の日はもちろん、草むらやぬかるみでも活躍してくれます!

バス釣りで活躍してくれるかっこよくて履き心地の良い長靴5選

あとがき

今回はレインウェアで特集を組んでみましたが、いかがでしたでしょうか?
予期せぬ雨が降ってきたときに、ご自分に合ったレインウェアがあると非常に便利です。

防水性を知るうえで必要な耐水圧、蒸れを防ぐ基準の透湿性をきちんと理解できると、納得のいくレインウェア選びができるかと思います。
これまでなんとなくで購入していた方は、ぜひご注目していただければ幸いです。

雨でも楽しめる魚釣り。
ぜひ安全のもと、有意義なお時間をお過ごしください。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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