おすすめの釣り用クーラーボックス

おすすめの釣り用クーラーボックス
おすすめの釣り用クーラーボックス

唐突ですが、みなさんはバス釣り一筋ですか?
それともバス釣りは大好きだけど、シーズンなどによっては海釣りや渓流釣りなどもやりますか?

私はどちらかと言えば後者です。
海や渓流での釣りは、知識の幅も広がり、経験値もあがります。
たまにはブラックバス以外の釣りに行くのも楽しいです。
お魚もおいしいですしね。

さて、釣れた魚を持ち帰り、おいしくいただきたいというときに気になるのは、いかに魚の鮮度を保てるか。これに尽きると思います。

という経緯で今回はクーラーボックス特集です。
普段のバス釣りでクーラーボックスを持ち歩くということはありません。
ですが、バス釣り一筋な方もクーラーボックスがあると、アウトドア全般で活躍しますし、被災時など、万が一に備えての防災グッズとしても使用できるので、ぜひお付き合いください。
(魚の鮮度を保つために必要な「締め」は魚種によって違うのでまた今度…)

何が違うの?クーラーボックスの材質の違い

何が違うの?クーラーボックスの材質の違い

クーラーボックスは大きく分けて3種類の材質からできています。

1. 発泡スチロール
2. 発泡ウレタン
3. 真空断熱パネル

※今回はお買物など、短時間の持ち運びに向いているソフトタイプ(保冷バッグ)は対象外にしています。

1. 発泡スチロール

3つの中では保冷性能が最も低いですが、扱いやすく、軽いのが特長です。
低価格のものが多く、小さいものは100円ショップでも販売されています。
発泡スチロールがむき出しになっているものだと、すぐにボロボロになるので、アスファルトやネコなどに気を付けましょう。

2. 発泡ウレタン

発泡スチロールにくらべ、保冷性能が高く、ある程度重さも抑えられているバランサー。
価格はやや上がりますが、発泡スチロールでは心もとないという方、オプションをつけたり、カスタマイズを考えている方におすすめです。

3. 真空断熱パネル

真空断熱パネルは、保冷性能抜群!!!
これ以上のものは冷蔵庫ぐらいではないでしょうか。(笑)
価格、重さともに重量級のものが多いですが、その分保冷時間がとても長く、時間どころではなく日数で表示されているものもあるほど。
ただし、オプションを取り付ける際のビス打ちには要注意。
真空断熱パネルに穴が開くとただの重い箱になりかねません。

「使用頻度も少ないし、安いから、発泡スチロールで十分と思いがちですが、気温はもとより、移動時間や目的地にいる時間を考えないといけません。
「保冷材や氷をたくさん入れたから大丈夫」と油断していると、お昼ごろには溶け切っていたり。

せっかく釣った魚をできるだけ傷まないように持ち帰るには、保冷力が高いことに越したことはありません。ある程度、値は張りますが、きちんと使えば10年以上使えますので、多少高くても理想のクーラーボックスを買いましょう。

次の項目では発泡ウレタン、真空断熱パネルでおすすめのクーラーボックスをご紹介します。

優等生素材!発泡ウレタン製のクーラーボックス

ダイワ:シークールキャリー II 2500 GU 2500

こちらはダイワから出ている釣りにぴったりなクーラーボックスです。
軽め+キャリー付きなので持ち運びもラクラク。
キャリーの静音仕様もなにげにうれしいですね。

【スペック】
・容量 (約)25L
・サイズ 外寸:幅53.5×奥行33×高さ38.5cm
・総重量 4.6kg
・主素材 ウレタン
KEEP65

ダイワ:クールラインα ライトソルト GU1500X LS

もう少しコンパクトなものがいいという方にはこちらがおすすめ!
ロッドホルダーやプライヤーなどを収納できる小物入れが付属になっているので、ライトゲームのお供にぴったりです!

【スペック】
・容量 (約)15L
・サイズ 外寸:幅47.5×奥行25×高さ30cm
・総重量 3.2kg
・主素材 ウレタン
KEEP38

ロゴス:サーモテクト 氷点下クーラー40ホイール

こちらはどちらかといえば、釣りよりキャンプなどのアウトドアにおすすめ。
保冷性能は5日ほどと長め!キャスター付き、仕切り、かご付き、蓋にはコップを置けるくぼみもあり、お役立ちポイントがたくさん。
別売りの保冷剤がセットできるようになっているので、一緒に購入するのがおすすめです。

【スペック】
・容量 (約)43L
・サイズ 外寸:(約)幅65×奥行45×高さ44cm
・総重量 (約)9.2kg
・主素材 ポリプロピレン、PP、PUフォーム

イエティ:クーラーボックス タンドラ35

タフさならナンバーワン!?
“毎日使い続けられるクーラーボックスを作ること”を使命としているイエティから、グリズリーがガジガジしてもへっちゃら!?なクーラーボックスのご紹介。
分厚い壁面と密封性の高さで他に見ない保冷力を誇っています。
デザインがシンプルで、男女問わずおしゃれなアウトドアギアとしてお使いいただけます。
在庫が少なくなっていますが限定カラーもおしゃれです!

【スペック】
・容量 (約)37.8L
・サイズ 外寸:幅54.29×奥行40.96×高さ40.01cm
・重量 9.07kg
・シェル素材 ポリエチレン
・フォーム素材 ポリウレタン
・付属品 バスケット

イグルー:ULTRA マリーンウルトラ 36

アメリカで高シェア率を誇るイグルー。
こちらはソロキャンパーや女性にも負担にならない超軽量級のクーラーボックス。
氷や水分が入るのだから絶対に軽いものがいいですよね!
その重さは2kgもないという恐ろしい軽さ・・・。
そしてコスパの良さにも注目です。
保冷力に関して、具体的な数値こそ調べられませんでしたが(1つ下の30サイズで保冷時間3日程?)、デイゲームや日中のアウトドアでの使用程度なら満足されている方が多いようです。
UV対抗剤入りの素材でできているので、紫外線による劣化が少ないのもポイント。

【スペック】
・容量 (約)34L
・サイズ 外寸:幅61×奥行34.4×高さ33cm
・重量 1.81kg
・素材 超高密度ウレタンフォーム

保冷性能重視で選ぶなら真空断熱パネルのクーラーボックスがおすすめ!

ダイワ:プロバイザーHD ZSS2700EX

安心・安定のダイワから、釣り人にうってつけの逸品。
こちらは真空パネルを贅沢に6面全てに配備した要塞のようなクーラーボックス。
KEEPでの保冷力はなんと120時間!(5日!)
上蓋はどちらの向きからでも、カチッと開けられる両開き仕様。
水栓も手をぬらさずに開閉できるので「ちょっとめんどうだな」を解消してくれます。
さらには消臭機能もあるので、釣りだけではなく、キャンプにもおすすめ。

【スペック】
・容量 (約)27L
・サイズ 外寸:幅57.5×奥行35×高さ34cm
・重量 6.9kg
・素材 真空パネル極厚6面、ウレタン
 ※上フタの断熱材はスチロールです。
KEEP120

シマノ:フィクセル・ウルトラプレミアム 220 ZF-522R

こちらも釣り人にはおなじみのシマノから。
先ほどのダイワ製よりちょっぴりコンパクトなクーラーボックスです。
保冷力はI-CEで78時間!
クーラーボックスのインナーには抗菌作用のある素材を使用しているので、安心感もあります。
こちらも上蓋は両開き、水栓も楽々開閉できるようになっています。
また、ロッドホルダーなど、便利なオプションパーツもあります。
シマノのオプションパーツは、ネジ止め不要で着脱が簡単なので、カスタマイズに適しています。

【スペック】
・容量 (約)22L
・サイズ 外寸:幅30×奥行53×高さ33.2cm
・重量 5.7kg
・素材 真空パネル極厚6面、ウレタン
 ※上フタの断熱材は真空パネル+発泡ポリスチレンです。
I-CE78h

発泡ウレタンと真空断熱パネルのいいとこどり!ハイブリッドなクーラーボックス

ダイワ:クールラインα II SU 2500

地面からの熱をシャットアウトするように、底1面に真空断熱パネルを使用したクーラーボックスです。
底1面だけといってもKEEPを見るとその保冷力は75!
十分ですね。
同じ25Lのものと比べると10時間もの差があります。6面全部に真空断熱パネルを擁しているものより少し軽くなりますが、コスパがいいので、お財布はそんなに軽くならずに済みそうです。
そして、クーラーボックスの保冷力をより長くするには蓋の開閉回数を減らすことも大事。こちらは魚の投入口がついているので、魚ではなく飲み物を取り出したりするのも最小限の開閉で済むのもいいですね。

【スペック】
・容量 (約)25L
・サイズ 外寸:幅58×奥行31×高さ34cm
・重量 5kg
・素材 真空パネル3面(底・側面)、発泡ウレタン
KEEP75

シマノ:フィクセル・リミテッド 120

こちらは一体型真空断熱パネルを底と側面に配備。
機動性がよく、軽量でコンパクトなタイプです。
コンパクトとはいえ性能は侮るなかれ。
ロッドスタンドやレストといったのオプションの豊富さや、上蓋の扱いやすさなど、押さえるとこはきちんと押さえています。
そして、このサイズでI-CE40hという長時間保冷力が保てるものはあまりないのではないでしょうか。ランガンのお供によさそうです。

【スペック】
・容量 (約)12L
・サイズ 外寸:幅32×奥行17×高さ23.5cm
・重量 2.9kg
・素材 真空パネル3面(底)、PP+発泡ウレタン
 ※上ブタの断熱材は発泡スチレンです。
I-CE40h

各メーカー基準について

【ダイワ】KEEP(キープ)

『KEEP』はJIS規格(JIS S 2048 : 2006)の簡便法に基づいて氷の残存率を算出。
さらに氷が溶けきるまでの時間に換算して「KEEP○○」という値で表現しています。

【JIS簡便法による測定とは?】
外気40℃に調整された恒温室内に、クーラーボックス本体容量の25%に相当する角氷を入れたクーラーボックスを放置。8時間後に氷の重量を測定して氷の残存率を算出します。

【KEEP換算とは?】
その氷の残存率から、残存率が0%になるまでの時間を計算して、「KEEP○○」という値で表示しています。
※保冷表示の値はあくまで保冷力の目安であり、実際の保冷時間とは異なります。また、外気の状態、氷の状態、フタの開閉回数、その他条件によって実際の保冷時間は変わってきます。

【シマノ】I-CE(アイス)

シマノの基準『I-CE(アイス)』とは?
Ice Control Efficiency – 氷保持能力 –

より確かな保冷力を選ぶために。どれだけ氷をキープできるかという〈氷の保持時間〉を保冷力の基準にした新しい単位、それが『I-CE』です。

クーラー内容量の20%の氷を31℃の温度下で1時間保持できることを1hと表し、たとえば『I-CE 70h』という表記なら70時間キープできる保冷力がある目安となります。

【ロゴス】

保冷性能について、クーラー容量の約26%のバラ氷と約10%の氷点下パック-16℃を入れ、約25℃の室温において氷が残っている日数。試験中の蓋の開閉は行いません。

まとめ

今回、ピックアップしたクーラーボックスはどれも保冷力抜群です。
数時間どころか数日保てるものばかり。

書いてて思ったのですが、容量が多少大きいものであれば、冷蔵庫が故障したり、停電したときの一時しのぎにも活躍してくれそうです。

コロナ禍でなかなか機会に恵まれませんが、運動会や集団でのイベントにもいいかもしれませんね。

素材や用途、デザインなども含め、お好みのクーラーボックスを選んでみてください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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